先日、ヨドバシ梅田マルチメディアでFinalのイヤホン組立体験イベントがあり、参加して来たので感想を！
最初に申しておくとかなり良いイヤホンでございましたよ！
Finalって？
Finalというのは1974年に設立されたオーディオ機器メーカーで5000万円もするホーンスピーカーなんかを販売していた、
ちょっと頭がおかしいのではないか？と思われる常識を超えたメーカーです。
以前はFinalAudioDesignと言うメーカーでしたが2015年にFinalに変更、というか原点回帰した形です。
Finalの製品は基本高級イヤホンの上位に属します。
最上位のLab2なんかは45万円弱するんですよ。
イヤホンに45万円。。。やはり気が狂っております。
しかしながら2017年3月4日現在、在庫切れとなっています。
ユーザーも気が狂っておりますなｗ
そんなFinalのイヤホン組立体験！
Finalは以前より何度かイヤホンの組立教室を行っておりました。
その殆どが東京であったために、いつも指を噛みちぎる思いで羨ましがっていた訳ですが、
先日大阪でも開催されましたので参加してきた訳です。
ちなみに、大阪では100名限定でしたがすべて完売だったそうな！
怒涛の50分！
組立教室自体の時間は50分しかありません。
なのでFinalのメーカーの説明や、組立教室に関する想いなどの説明が省略でいきなり作り始める事に！
カラー写真入りの組立マニュアルと説明員＋お助けスタッフ数名がいるので安心して望めました！
既にイヤホンケーブルとドライバは半田で接続済みでした！
過去のイヤホン組立教室ではハンダ作業もあったそうですが。
個人的には出来上がっている方が精神衛生上安心でした！
まずはケーブルと筐体を固定する為にケーブルに両面テープを巻きつけ接着！
こんな感じで筐体にドライバを嵌め込みます！
この時にドライバに接続された線を挟まないように注意されました！
挟む→切れる→音出ない！といった具合に悲惨な状態になるかもしれません、、、
ドライバにスポンジリングを貼り付けます。
このスポンジリングも改良しているそうで非常に品質が良くなったと言ってました。
さすが妥協をしないFinalですな！
もう片方の筐体の筒側にスポンジを入れて、
完成＼(^o^)／
作業自体簡単でしたが、内部構造などが分かって非常に勉強になりましたよ！
完成こそが終わりのないはじまり！
完成したイヤホンで早速音楽を試聴！
もうねかなりクリアで、めちゃくちゃ音が良いと感じました。
最近はずっとヘッドフォン生活だったのでカナル型の耳の中で聞える感じが久しぶりだったと言うのもあるかもしれませんが。
感動しちゃいましたよ。
でもこれで完成ではありませんでした。
このイヤホンは内部の素材を色々変更する事で音を変えられるのですよ！
その数256通りとな！
まず音導管に入れるスポンジ3種類！
チューニングシート！
ハウジングやドライバに貼り付ける事で音が変わりまくります！
この中からスタッフオススメのレシピを使用して再度分解→貼り付け→組立を行いました！
今までイヤホン内の音を変えられるイヤホンなんてあったでしょうか？
これは画期的だなぁと感じました。
まとめ
FinalのTANEは自分好みを音に変化させる事が可能です。
もう少し言えば自分の好み以上の音にする事も出来る訳です！
そして真鍮製なので年数が経つ毎に味のある外観になりそうだと言うのも非常に良いなと思いました。
さらに今回のスタッフは気前が良かったようでFinal純正のイヤーフックをプレゼントしてくれました。
これ1080円もしますからね！
どんだけ太っ腹なの？
6980円でこんな良いイヤホンが手に入るなんて本当にお得だなと思いました。
イヤホン組立体験も8機種目なので今後9機種目10機種目！
はたまたむかしの機種の組立リクエストなどがあれば嬉しいですね！
今度近くで組立体験がある場合はかならず参加すべしですよ！
これはめーっちゃくちゃ良いイベントだと思います。
あと参加者の殆どがDAC、ポタアンなどを所持したマニアックユーザーばかりでした。
こんちはライトユーザーなので専門的な事は分かりませんが、
そんな僕でもしっかり楽しめましたので、興味のある人は勇気を持って参加してみてくださいね！
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